The Beatles『Past Masters (Vol.2)』2009-09-14 Mon 01:01
1. Day Tripper 2. We Can Work It Out 3. Paperback Writer 4. Rain 5. Lady Madonna 6. The Inner Light 7. Hey Jude 8. Revolution 9. Get Back (Single Version) 10. Don't Let Me Down 11. The Ballad Of John And Yoko 12. Old Brown Shoe 13. Across The Universe 14. Let It Be (Single Version) 15 You Know My Name (Look Up The Number)
[2003年7月28日に作成したものを加筆・訂正] Vol.2…今回のリマスター盤では2枚組のDisc 2になっています。 こちらは1965年から1970年までのアルバム未収録曲/ヴァージョンを収録。 こちらも今更説明不要の名曲揃い。 それまでは米編集盤『Hey Jude』(1970年)や『青盤』等で聴いていたけど、 6,13,15等、それらではフォローしきれない曲もあったので、 ここでまとめられた事は当時はかなり有り難く感じました。 [Mono Masters] 今回のリマスター盤発売に伴い、モノラル音源は『Mono Box』にまとめられ、 『Past Masters』の代わりに、『Mono Masters』という2枚組が新たに組まれました。 ![]() [Disc 1] 1. Love Me Do (Original Single Version) 2. From Me To You (Mono Single Version) 3. Thank You Girl (Mono Single Version) 4. She Loves You 5. I'll Get You 6. I Want To Hold Your Hand (Mono Single Version) 7. This Boy (Mono Single Version) 8. Komm, Gib Mir Deine Hand 9. Sie Liebt Dich 10. Long Tall Sally 11. I Call Your Name 12. Slow Down 13. Matchbox 14. I Feel Fine (UK Mono Single Version) 15. She's a Woman (UK Mono Single Version) 16. Bad Boy 17. Yes It Is (Mono Single Version) 18. I'm Down (Mono Single Version) [Disc 2] 1. Day Tripper (Mono Single Version) 2. We Can Work It Out (Mono Single Version) 3. Paperback Writer (Mono Single Version) 4. Rain (Mono Single Version) 5. Lady Madonna (Mono Single Version) 6. The Inner Light (Mono Single Version) 7. Hey Jude (Mono Single Version) 8. Revolution (Mono Single Version) 9. Only A Northern Song 10. All Together Now 11. Hey Bulldog 12. It's All Too Much 13. Get Back (Mono Single Version) 14. Don't Let Me Down (Mono Single Version) 15. Across The Universe 16. You Know My Name (Look Up The Number) Stereo Mixしか存在しない曲、StereoからMonoに変換したものは含まれていません。 収録曲のうち、「Only A Northern Song」「All Together Now」 「Hey Bulldog」「It's All Too Much」「Across The Universe」は、 今回初めて発表されるOriginal Mono Mix。 収録曲のミックス/ヴァージョン違いは各アルバムの項目に記載しましたので、 そちらを是非ご覧ください(12月頃にさらに徹底追及した本が発売されるようです)。 [おまけ:別ヴァージョンについて(簡易版)] ここに記載するヴァージョン/テイク違いは"簡易版"です。 個人的に把握している範囲内で、大雑把に書いてありますが、 もっと細かく、深ぁ〜く知りたい方は、 12月に下記の本が出ますので、そちらもご参照ください。
1. Day Tripper シングル用のMono Mixのほか、Stereo Mixは複数存在します。 (Mono) ステレオよりも3秒程長く、ステレオでは聴けないリンゴのオカズが聴ける。 CDシングルの他、『Mono Box』に収録。 (Stereo 1) イントロのギターが2本ではなく、1本(左チャンネル)のみで始まる。 また、1分50秒付近で右チャンネルが一瞬無音になる。未CD化。 ◎『Yesterday... And Today』(LP=米Capitol ST-2553/1966年) ◎『The Beatles 1962-1966』(LP=東芝EMI EAS-77003〜4/1973年) (Stereo 2) いちおうここでは"通常ステレオ・ミックス"と記載します。 上記のヴァージョンとは違い、イントロのギターは左右に2本聴こえる。 また、1分50秒付近、2分32秒付近で右側の音が一瞬途切れる。 これは元のテープに雑音か何かがあったため、ヴォリュームを絞っているため。 英編集盤『A Beatles' Collection Of Oldies』(1966年)が初出で、 旧盤『Past Masters Vol.2』やCD版『The Beatles 1962-1966』等に収録。 (Stereo 3) "通常ステレオ・ミックス"の音の途切れる2カ所に修正が施されている。 そのためか、その部分だけ音像が不自然に変化する。 ◎『1』(CD=東芝EMI TOCP-65600/2000年) (Stereo 4) 本CDに収録の2009年リマスター版は"通常ステレオ・ミックス"とほぼ同じですが、 音が途切れていた部分が修正され、無音部分が無くなっている。 (Remix) DVD版『Anthology』にRemixが収録。リズム隊が中央、ヴォーカルは左右に振られる。 ◎『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年) 2. We Can Work It Out (Mono) エンディングで、ハーモニウムの音が早めに小さくなる。 CDシングルの他、『Mono Box』に収録。 (Stereo 1) 2種類入っているハーモニウムの音のうち1つが中央に配置されている。 "通常ステレオ・ミックス"では中央に音は入っていない。未CD化。 ◎『Yesterday... And Today』(LP=米Capitol ST-2553/1966年) ◎『The Beatles 1962-1966』(LP=米Capitol SKBO 3403/1973年) (Stereo 2) "通常ステレオ・ミックス"。この曲がステレオで入ったCDは全てこのミックス。 (Remix) DVD版『Anthology』にRemixが収録。リズム隊が中央、ヴォーカルは左右に振られる。 ◎『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年) 3. Paperback Writer (Mono) Stereoよりもフェイド・アウトが長く、途中のヴォーカルのエコー処理が異なる。 CDシングルの他、『Mono Box』に収録。 (疑似ステレオ) 1966年に日本で発売されたEPに疑似ステレオ・ミックスが収録されていたようです。 (Remix) DVD版『Anthology』にRemixが収録。演奏が中央、 ヴォーカルは左右に振られ、通常のStereo Mixよりもフェイド・アウトが長い。 ◎『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年) 4. Rain (Remix) DVD版『Anthology』にRemixが収録。演奏とヴォーカルは中央、 コーラスとタンバリンは左に配置。 ◎『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年) 5. Lady Madonna (Mono) 歌詞の"She how they run"の部分がADT(ダブル・トラック)処理されている。 (Stereo) 歌詞の"She how they run"の部分がADT処理されておらず、 リード・ヴォーカルがバック・ヴォーカルに埋もれてしまっている。 (別ヴァージョン) 1996年に新たに作成された別ヴァージョン。 ◎『Anthology 2』(CD=東芝EMI TOCP-8703〜4/1996年) (Remix) DVD版『Anthology』にRemixが収録。また、5.1chサラウンドでは バック・コーラスとサックスの音の処理が異なる。 ◎『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年) ちなみに『Love』(2006年)では大胆なRemixが施されたものが収録されています。 6. The Inner Light (Mono) リード・ヴォーカルはADTでダブル・トラック処理をされている。 さらにバッキング・トラックにも違いがありますが、ステレオの方で触れます。 CDシングルの他、『Mono Box』に収録。 (Stereo) リード・ヴォーカルにADT処理がかけられていない。 また中央から聴こえる楽器が、モノとステレオではメロディが微妙に違う。 7. Hey Jude Mono、Stereo、Stereoのショート・ヴァージョンがあります。 (Mono) ステレオよりもフェイド・アウトが長く、ドラムが別のリズムに変わるが聴ける。 また、2分16秒付近でヴォーカルに深いエコーがかかる。 (Stereo) ステレオでは7分4秒付近のベースがハッキリ聞こえますが、MonoはOff気味にMix。 (Short Version) 収録時間の都合上なのか、5分6秒でフェイド・アウトする。 ◎『20 Greatest Hits』(LP=東芝EMI EAS-91047/1982年) ちなみに『Love』(2006年)では大胆なRemixが施され、 Stereo Versionのフェイド・アウト時に聴こえるベースを強調させたりと、 曲の長さ・構成等もかなり変えられている。 9. Get Back (Single Version) シングル用のMono Mix、Stereo、さらに3つのヴァージョン/テイク違いがあります。 (Mono) 英盤シングルはMono Mixでした。 CDシングル、『Mono Box』に収録。 (Stereo) 日米他でリリースされたSingle Versionのステレオ・ミックス。 英盤Mono Mixとは大きな差はありませんが、 後に出る『Let It Be』『Let It Be... Naked』とは曲の長さが異なる。 Single Versionは途中のブレイク(2分32秒)までは1969年1月27日録音、 それ以降からフェイド・アウトまでは1969年1月28日録音のテイクが使われている。 また、シングル・ヴァージョンはモノ・ステレオ共にリヴァーヴが強くかかっている。 ◎『The Beatles 1966-1970』(CD=東芝EMI TOCP-8012〜3/1973年) ◎『Past Masters Vol.2』(CD=東芝EMI CP32-5602/1988年) ◎『1』(CD=東芝EMI TOCP-65600/2000年) (アルバム『Let It Be』) アルバム・ヴァージョンは冒頭にメンバーの話し声が挿入されている。 途中のブレイクまではSingle Versionと同じテイク(1969年1月27日録音)ですが、 それ以降は1969年1月30日の屋上ライヴでのジョンのコメントが挿入されている。 (『Anthology 3』) 1969年1月30日の屋上ライヴの最後に演奏されたテイクを収録。 ◎『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年) (『Let It Be... Naked』) シングル、アルバム・ヴァージョンと同一テイク(1969年1月27日録音)ですが、 2分34秒であっさりと終わってしまう。 ◎『Let It Be... Naked』(CD=EMI 07243 595713 2 4/2003年) ちなみに『Love』(2006年)では大胆なRemixが施されたものが収録されています。 10. Don't Let Me Down (Mono) 英盤シングルはMono Mixでした。 CDシングル、『Mono Box』に収録。 (Stereo) 日米他でリリースされたSingle Versionのステレオ・ミックス。 ◎『Hey Jude』(LP=米Apple SW 385/1970年) ◎『The Beatles 1962-1966』(CD=東芝EMI TOCP-8012〜3/1973年) ◎『Past Masters Vol.2』(CD=東芝EMI CP32-5602/1988年) (『Let It Be... Naked』) 1969年1月30日録音のテイクをベースした別テイク。 ◎『Let It Be... Naked』(CD=EMI 07243 595713 2 4/2003年) 11. The Ballad Of John And Yoko (Remix) DVD版『Anthology』にRemixが収録。ピッチがやや遅い。 ◎『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年) 13. Across The Universe 鳥の羽ばたくSEの入ったヴァージョン(Mono、Stereoの2種類あり)、 『Let It Be』収録のアルバム・ヴァージョン、『Anthology 2』収録の別テイク、 『Let It Be... Naked』収録の別ヴァージョンがあります。 鳥SE入りのジョージ・マーティン版はチャリティ・アルバム 『No One's Gonna Change Our World』(1969年12月発売。未CD化)が初出。 元々の音源のピッチを速め、鳥や子供の声等のSEを挿入。 サビの部分では左=ファンの女の子2人、右=ポール、ジョージのコーラスが入る。 ◎『Rarities』(LP=東芝EMI EAS-63010/1979年) ◎『Rarities Vol.2』(LP=東芝EMI EAS-81325/1980年) ◎『Past Masters Vol.2』(CD=東芝EMI CP32-5602/1988年) なお、2009年発売の『Mono Box』の『Mono Masters』には 未発表だったMono Mixを収録。エンディングのSEが入るタイミングが異なる。 (別テイク) 1996年に発表された別テイク(Take 2)。 ◎『Anthology 2』(CD=東芝EMI TOCP-8703〜4/1996年) (『Let It Be... Naked』) 2003年に発表されたRemix音源。テープ・スピードはいじられておらず、 様々なオーヴァー・ダビングも殆ど含まれていない。 ◎『Let It Be... Naked』(CD=EMI 07243 595713 2 4/2003年) 14. Let It Be シングル・ヴァージョン、フィル・スペクターによるアルバム・ヴァージョン、 『Anthology 3』収録の1969年1月25日録音テイク、 『Let It Be... Naked』収録の別ヴァージョンがあります。 ここに収録されているのはシングル・ヴァージョン。 ちなみに1970年1月8日にミックスされ、3月6日にイギリスで発売。 この時点ではアルバム・ヴァージョンのミックス作業は行われていませんでした。 (※70年代半ばまで日本で発売されていたシングルはステレオをモノ化したもの。) (Single Version) 後にアルバム『Let It Be』に収録されたものとは 同一テイク(Take 27、1969年1月31日録音)ですが、 シングルは1分32秒に登場するブラス・セクションは控えめにミックスされ、 間奏のギター・ソロは3通りあるうち、2番目(1969年4月30日録音)が使われる (元々のギター・ソロは中央からかすかに聴こえる)。 3番目(1970年1月4日録音)のギターは終盤のサビで右から小さめに登場する。 (アルバム『Let It Be』) 52秒から入るハイハットに強めのエコーがかかる。 1分32秒に登場するブラス・セクションが大きめにミックスされている。 間奏のギター・ソロは1970年1月4日録音の3番目を使用。 (1番目は中央、2番目のソロは消しきれなかったのか左からわずかに聴こえる)。 その後も曲終盤まで目立つ形で入っている。 また、後半のサビが編集で引き延ばされ、シングルよりも約12秒長い。 (『Anthology 3』) 1969年1月25日録音テイク。イントロの始まり方が異なり、演奏もラフな印象。 ◎『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年) (『Let It Be... Naked』) 1969年1月31日録音のTake 27の演奏が基本となっていますが、 所々、別のテイクから差し替えが行われています。 シングルやアルバム・ヴァージョンにあったオーヴァー・ダビングは バック・コーラス以外は殆ど排除されています。 間奏のギター・ソロは1番目、オリジナルを使用。 ◎『Let It Be... Naked』(CD=EMI 07243 595713 2 4/2003年) 15 You Know My Name (Look Up The Number) これまでMono Mixしか発表されていませんでしたが、 ステレオの別ヴァージョンが存在します。 (別ヴァージョン) 1996年に新たに作成された別ヴァージョン。ステレオ化され、 シングル・ヴァージョンに含まれなかったパートも含まれていますが、 逆にシングル・ヴァージョンにあったパートの一部が欠落、 エンディングも何故かフェイド・アウトしてしまう。 ◎『Anthology 2』(CD=東芝EMI TOCP-8703〜4/1996年) 本日のBGM:Todd Rundgren「Rain」(from"Faithful"1976)
|
この記事のコメント |
コメントの投稿 |
|
|
この記事のトラックバック |
|
| HOME |
|


















