今日のひとりごと

好きな曲やアーティスト、観に行ったライヴ等を紹介。 また、HPの更新情報もこちらでお知らせしています。

The Beatles『The Beatles』

ザ・ビートルズザ・ビートルズ
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

商品詳細を見る
[Disc 1]
1. Back in the U.S.S.R.
2. Dear Prudence
3. Glass Onion
4. Ob-La-Di, Ob-La-Da
5. Wild Honey Pie
6. Continuing Story of Bungalow Bill
7. While My Guitar Gently Weeps
8. Happiness Is a Warm Gun
9. Martha My Dear
10. I'm So Tired
11. Blackbird
12. Piggies
13. Rocky Raccoon
14. Don't Pass Me By
15. Why Don't We Do It in the Road?
16. I Will
17. Julia
[Disc 2]
1. Birthday
2. Yer Blues
3. Mother Nature's Son
4. Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey
5. Sexy Sadie
6. Helter Skelter
7. Long, Long, Long
8. Revolution 1
9. Honey Pie
10. Savoy Truffle
11. Cry Baby Cry
12. Revolution 9
13. Good Night

[2003年7月28日に作成したものを加筆・訂正]
1968年11月発表のアルバムで、自身のレーベル、アップルからのリリース。
この年ビートルズはというと・・・。
●1月、ジョージが映画『Wonderwall』のサントラを製作。
●2月、シングル「Lady Madonna」の録音後、インドへ瞑想旅行へ。
 リンゴは約2週間で帰国したが、他の3人はその間、大量の曲を書きためる。
●3月、シングル「Lady Madonna」、イギリスで発売。ポール、24日に帰国。
●4月、ジョンとジョージ、インドから帰国。
●5月、Apple Corps Ltd.の設立を発表、様々な事業を展開する。
●同月、ジョージの自宅でアルバムのリハーサル。30日よりレコーディング。
●6月、『The Beatles』のレコーディング。その他、各自の活動も目立つ。
●7月、アルバム及びシングルのレコーディング。
●同月、アップル・ブティックが経営難のため閉店。
●8月、アップル・レコードからシングル「Hey Jude」、
 メリー・ホプキンの「悲しき天使」発売。
●この頃、アルバムのレコーティングでスタッフの離脱やリンゴの一時脱退が起こる。
●9月、『The Beatles』のレコーディング。
●10月、『The Beatles』のレコーディング。シングル「Hey Jude」が大ヒット。
●同月、ジョンとヨーコが麻薬不法所持で逮捕(18日)、翌日、仮釈放。
●11月、アルバム『The Beatles』発売(22日)。
●同月、ジョンとヨーコのアルバム『Two Virgins』が発売され、物議を醸す。
●12月、後に『Let It Be』となる映画製作のミーティング。

…と、大まかにざっと並べてみました。
ブライアン・エプスタイン他界後、メンバーの私生活にも変化が。
ポールとジェーン・アッシャーは婚約を破棄(その少し前にリンダと出会う)、
オノ・ヨーコの存在が公の場で話題にされるのもこの年の夏辺りから。
そしてヨーコはレコーディング中もジョンのそばにいるようになり、
当然、場の空気は一変し、他の3人にとっては集中力を削ぐ一因にも。
そういう周囲の変化の中、ビートルズは書き貯めた曲を次々に録音、
さらに制作途中から8トラック・レコーダーが導入される事によって、
一人多重録音や、同時間帯にそれぞれが別々のスタジオで作業を行うように。
ある程度自由が利くようになった反面、作業がルーズになったり、
メンバーが全員集まらなくなったり…と、結束が緩み出したのも事実で、
不穏なムードに耐えきれなくなったエンジニアのジェフ・エメリックが降板、
そしてリンゴも一時的ではあったものの、バンドを離脱してしまう事に
(「Back In The U.S.S.R.」他数曲でポールが代わりに叩いている。
ちなみに後年、The Beach Boysがライヴで「Back In The U.S.S.R.」をプレイした際、
ゲストでドラムを叩いていたのはリンゴでした)。
ただ、スタッフとして後に大成を果たすクリス・トーマスが加わったり
(しかも数曲でキーボード、リコーダー、コーラスを担当)、
エリック・クラプトンがゲスト参加する場面もあったりと、
セッションの大半が決してネガティヴな事ばかりではありませんでした。

各メンバーが思うままに40曲以上録音し(そのうち数曲がボツに)、
結果的には2枚組アルバムとなり、ジャケットも前作とは対照的に真っ白なものに。
ハードなロックン・ロール・ナンバー、逆にルーズだったり、レゲェだったり、
Blues、Jazz、Country、Folk…後の宅録に通ずる多重録音があったり、
「Revolution 9」のようなサウンド・コラージュがあったりと、実に多彩。
ビートルズのバンドとしての結束力は緩んだものの、
このアルバムのサウンドをサウンドをお手本にするバンドも数知れず。
結果的にはこのアルバムも、その後の音楽界に大きな影響を与える事に。
また2枚組という形態も、ジミヘンやクリーム等、この年に多く見られたものでした。
このアルバムも広い意味で、避けては通れない傑作。
[おまけ:別ヴァージョンについて(簡易版)]
ここに記載するヴァージョン/テイク違いは"簡易版"です。
個人的に把握している範囲内で、大雑把に書いてありますが、
もっと細かく、深ぁ〜く知りたい方は、
12月に下記の本が出ますので、そちらもご参照ください。
ザ・ビートルズ全曲バイブル  公式録音全213曲完全ガイドザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド
(2009/12/03)
日経エンタテインメント!

商品詳細を見る


1. Back in the U.S.S.R.
(Mono)
●冒頭のSEがフェイド・インではなくいきなり始まる。
●ギター・ソロの時、ステレオではかけ声が聴こえるが、モノには入っていない。
●エンディングの2分42秒付近で物音が入る。ステレオにはない。
◎『Mono Box』(2009年)

(『Love』収録ヴァージョン)
Remix。イントロで様々な声が挿入されている。
また、Stereo Mixでは左に入っていた追加ドラムの音が中央に移動。
その他、各楽器の細かなエフェクト・定位の違いあり。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

2. Dear Prudence
(『Love』収録ヴァージョン)
「Come Together」「Cry Baby Cry」とのメドレー形式で収録。
主に曲後半部分が「Come Together」に挿入されている。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

3. Glass Onion
(Mono)
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●1分の所で、モノには入っていない裏声(?)が聴こえる。
●1分15秒付近で、モノには入っていないコーラス(?)が聴こえる。

(別ヴァージョン)
1996年に発表された別ヴァージョンで、エンディングでジョンが作成したSEが入る。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

(別テイク)
1996年に発表されたアコースティック・デモで、ジョージの自宅で録音されたもの。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

(『Love』収録ヴァージョン)
間奏とエンディングを抜き出し、さらに複数の曲がコラージュされている。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

4. Ob-La-Di, Ob-La-Da
(Mono)
Monoはイントロの手拍子が入らない。
●ヴォーカルはシングル・トラックで、サビの部分はADT処理されている。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●イントロで手拍子が入る。
●ヴォーカルはADT処理によるダブル・トラックで、左右に振り分けられている。

(別テイク)
1996年に発表された初期別テイク。
ちなみにここに収録されているものは1985年頃にミックスされ、
『Anthology 3』収録に際し、ジョンの叫び声等が編集で追加されています。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

5. Wild Honey Pie
(Mono)
●全体的に深いエコーがかかっている。
●エンディングが微妙長いため、次の曲に移るタイミングが異なる。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●パーカッションに深いエコーがかけられているが、
 ヴォーカルには殆どかかっていない。

7. While My Guitar Gently Weeps
(Mono)
●モノではエリック・クラプトンのギターがエフェクト処理され、
 ヴィヴラートが強調されている。
ステレオではリード・ヴォーカルの音量はほぼ一定ですが、
 3分29秒付近からヴォリュームが抑えられ、代わりにギターが強調される。
●4分26秒付近でステレオではジョージによる
 "Yeah〜Yeah〜Yeah〜っ"が入るが、モノには入っていない。
●フェイド・アウトがステレオよりもやや長い。
◎『Mono Box』(2009年)

(別テイク)
1996年に発表された、アコースティック・ギターとハーモニウムによるデモ・テイク。
ちなみに本来の録音ではフル・エンディングになっていましたが、
編集によってギターのリフを繰り返し、フェイド・アウトさせています。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

(『Love』収録ヴァージョン)
『Anthology 3』収録のデモ・テイクに、ジョージ・マーティンが
新たにオーケストラを加えている。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

8. Happiness Is a Warm Gun
(Mono)
●"Mother Superior Jump The Gun〜っ♪"のコーラスが1分21秒付近から入る。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●イントロでバックに聴こえるオルガンの音が、10秒付近から聴こえなくなる。
●"Mother Superior Jump The Gun〜っ♪"のコーラスが1分18秒付近から入る。

(別テイク)
1996年に発表されたアコースティック・デモで、ジョージの自宅で録音されたもの。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

10. I'm So Tired
(Mono)
●ポールのバック・ヴォーカルがステレオよりも大きめにミックスされている。
◎『Mono Box』(2009年)

(別ヴァージョン)
1996年に発表された別テイクで、Take 3,6,9を組み合わせている。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

11. Blackbird
(Mono)
MonoはSEの入るタイミングがステレオとは異なり、やや早めに入る。
◎『Mono Box』(2009年)

(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 4)。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

(『Love』収録ヴァージョン)
「Yesterday」とのメドレー形式で収録。
ギター・パートのみが使用され、キーも下げられている。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

12. Piggies
(Mono)
●曲前半、豚のSEの入るタイミングがステレオよりも遅め。
◎『Mono Box』(2009年)

(別テイク)
1996年に発表されたアコースティック・デモで、ジョージの自宅で録音されたもの。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

13. Rocky Raccoon
(Mono)
●ハイハットが登場するタイミングが、ステレオよりも早い。
◎『Mono Box』(2009年)

(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 8)。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

14. Don't Pass Me By
(Mono)
MonoStereo Mixよりもピッチが速められている。
●エンディングのフィドルのソロがステレオとは異なる。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●エンディングのフィドルはMonoとは異なる。

(別ヴァージョン)
1996年に発表された別ヴァージョンで、フィドルは入っていない。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

15. Why Don't We Do It in the Road?
(Mono)
Monoはイントロに手拍子が入っていない。
◎『Mono Box』(2009年)

(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 4)で、ポールの歌とギターのみの演奏。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

16. I Will
(Mono)
●ポールが口でやっているベースが、Monoでは17秒目から入る。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●ポールが口でやっているベースが、Stereoでは1秒目から入る。
●歌詞の2番、"For if I ever saw you"の箇所のみヴォーカルが別テイクになる。

(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 1)。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

17. Julia
(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 2)で、ほぼインストで、演奏は途中で中断する。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

(『Love』収録ヴァージョン)
ギターのアルペジオ部分のみが短く挿入されている。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

[Disc 2]
1. Birthday
(Mono)
ステレオではヴォーカルが終始ADT処理されているが、Monoでは部分的にかかる。
◎『Mono Box』(2009年)

2. Yer Blues
(Mono)
ステレオよりも約13〜4秒程長い。
◎『Mono Box』(2009年)

3. Mother Nature's Son
(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 2)。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

5. Sexy Sadie
(Mono)
Monoはイントロのタンバリンが約4秒目から登場する。
Monoはベースが入るタイミングがステレオよりも遅く、約12秒目に登場する。

(Stereo)
Stereoはイントロのタンバリンが約7秒目から登場する。
Stereoはベースが入るタイミングがMonoよりも早く、約10秒目に登場する。

6. Helter Skelter
(Mono)
●2分56秒付近からStereoではSaxが入るが、Monoにはない。
Stereoよりも早めにフェイド・アウトし、曲がそのまま終わる。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
●2分56秒付近からSaxが入る。
Monoではフェイド・アウトして曲が終わるが、
 Stereoは再びフェイド・インし、リンゴの叫び声で曲が終わる。

(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 2)で、リリース・ヴァージョンとは異なり、
Slow Blues風な演奏。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

7. Long, Long, Long
(Mono)
Monoでは歌い出しからハーモニー・ヴォーカルが入る。
Stereoでは"Long Time"から。
◎『Mono Box』(2009年)

9. Honey Pie
(Mono)
Monoではリード・ギターが1分40秒付近でも聴こえるが、Stereoにはない。
◎『Mono Box』(2009年)

(別テイク)
1996年に発表されたアコースティック・デモで、ジョージの自宅で録音されたもの。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

10. Savoy Truffle
(Mono)
●1分4秒付近でリード・ギターの音が殆ど聴こえなくなる。
●間奏でStereoにはない音が何度か聴こえる。
●間奏のリード・ギターが、1分49秒付近の音が途切れ、やや中途半端に終わる。
◎『Mono Box』(2009年)

11. Cry Baby Cry
(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 1)。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

(『Love』収録ヴァージョン)
「Come Together」「Dear Prudence」とのメドレー形式で収録。
曲後半のポールのパートが挿入されている。
『Love』(CD=EMI Music Japan TOCP-70201/2006年)

12. Revolution 9
Mono MixはStereo MixをMono化したもの。

13. Good Night
(Mono)
イントロはフル・ヴォリュームで始まる。
◎『Mono Box』(2009年)

(Stereo)
イントロはフェイド・イン方式で、徐々に大きくなる。

(別テイク)
1996年に発表された別テイクで、リンゴのヴォーカルとピアノのみのテイクで始まり、
後半からマスター・テイクとなったオーケストラと繋げられている。
『Anthology 3』(CD=東芝EMI TOCP-8705〜6/1996年)

本日のBGM:dip「Dear Prudence」(from"Love to sleep"1995)
ヤマジカズヒデ率いるdipの、メジャー2作目のアルバムに収録されている、
前半サイケ、後半轟音ギターが強烈な9分にも及ぶカヴァー・ヴァージョン。
love to sleeplove to sleep
(1995/01/25)
dip

商品詳細を見る

テーマ:ビートルズ関連 - ジャンル:音楽

The Beatles | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<The Beatles『Yellow Submarine』 | HOME | The Beatles『Magical Mystery Tour』>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |