今日のひとりごと

好きな曲やアーティスト、観に行ったライヴ等を紹介。 また、HPの更新情報もこちらでお知らせしています。

The Beatles『Past Masters (Vol.1)』

パスト・マスターズ vol.1&2パスト・マスターズ vol.1&2
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

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[Vol.1]
1. Love Me Do (Single Version)
2. From Me To You
3. Thank You Girl
4. She Loves You
5. I'll Get You
6. I Want To Hold Your Hand
7. This Boy
8. Komm, Gib Mir Deine Hand
9. Sie Liebt Dich
10. Long Tall Sally
11. I Call Your Name
12. Slow Down
13. Matchbox
14. I Feel Fine
15. She's a Woman
16. Bad Boy
17. Yes It Is
18. I'm Down

[2003年7月28日に作成したものを加筆・訂正]
1987年にビートルズのオリジナル・アルバムが全てCD化され、
めでたしめでたし…とは行かず、まだCD化されていない曲があるだろ!って事で、
シングル、EPのみに収録された曲、別ヴァージョン等を収録したのがこの編集盤。
「シー・ラヴズ・ユー」や「抱きしめたい」のドイツ語版等も含まれ、
かといってマニア向けに終わらない、名曲集としても聴ける優れもの。

ちなみに2009年発売のリマスター盤では2枚組になっていますが、
それ以前はVol.1、Vol.2と2枚に分けて発売されています。
(僅かながらアナログ盤も発売され、そちらは2枚組でした。)
1988年発売当初のCDの価格は3,200円(消費税導入前。しかも時代は昭和だった)、
2009年リマスター盤は2枚組で3,700円…これから初めて買う方が羨ましい(笑)

…で、2009年リマスター盤、ジャケットがデジ・パックになっていて、
CD取り出す時に不安になるんだよなぁ…と思っていた矢先、
パッケージの一部を破いてしまった! あーやってしまった…
これと『The Beatles』は早々とパッケージがボロボロになりそうな予感…(汗)
パスト・マスターズ Vol.1パスト・マスターズ Vol.1
(1998/03/11)
ザ・ビートルズ

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[おまけ:別ヴァージョンについて(簡易版)]
ここに記載するヴァージョン/テイク違いは"簡易版"です。
個人的に把握している範囲内で、大雑把に書いてありますが、
もっと細かく、深ぁ〜く知りたい方は、
12月に下記の本が出ますので、そちらもご参照ください。
ザ・ビートルズ全曲バイブル  公式録音全213曲完全ガイドザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド
(2009/12/03)
日経エンタテインメント!

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1. Love Me Do (Single Version)
『Please Please Me』の項目をご参照ください。

2. From Me To You
MonoStereoともに元のテイクは同一ですが、
ハーモニカの挿入箇所に違いがあります。
ちなみにハーモニカはオーヴァー・ダビングによるもの。

(Mono)
イントロでハーモニカが含まれている。
旧盤『Past Masters Vol.1』をはじめ、これまで様々なCDに収録。

(Stereo)
イントロでハーモニカが含まれていない。
このステレオ・ヴァージョンはアナログ盤では1966年発表の
『オールディーズ』が初出。以後、様々な編集盤に収録されてきましたが、
CDでは今回のリマスター盤が初めて。

3. Thank You Girl
こちらもMonoStereoでハーモニカの挿入箇所が異なります。

(Mono)
サビの部分とエンディングでハーモニカが挿入されていない。
旧盤『Past Masters Vol.1』をはじめ、CDシングル等に収録。
なお、米Capitol盤『Second Album』のモノラル盤は、
ステレオ・ミックスをモノラル化したもの。

(Stereo)
サビの部分とエンディングでハーモニカが挿入されている。
ちなみにステレオ・ミックスは2種類存在し、
米Capitol盤『Second Album』で初めて収録されましたが、
そこでは深いエコーが後から付け加えられています。
今回のリマスター盤はこれまで未発表だったものが使用されており、
『Second Album』のような深いエコーがかけられていません。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

4. She Loves You
3種類の異なるミックスが存在しますが、
オリジナルのセッション・テープが処分されているため、
ステレオ・ミックスは存在しません。
そのため、シングル用のMono Mixから疑似ステレオが作成されています。

(疑似ステレオ1)
米Capitol盤『Second Album』(1964年)に収録された疑似ステレオ・ミックスは、
左=低音、右=高音にイコライジングし、さらに左右どちらかの音を微妙に遅らせ、
またまたさらに深いエコーが加えられています。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(疑似ステレオ2)
1966年に編集盤『オールディーズ』のステレオ盤用に作成された疑似ステレオ
米Capitol盤のような過剰な加工はされておらず、
単純に左=低音、右=高音にイコライジングしたもの。未CD化。
CD化以前は多くの編集盤でこのミックスが収録されていました。
◎『A Beatles' Collection Of Oldies』(LP=Parlophone PCS-7016/1966年)

5. I'll Get You
この曲もセッション・テープが処分されているため、ステレオ盤はなし。
シングル用のMono Mixから疑似ステレオが作成されています。

(疑似ステレオ)
米Capitol盤『Second Album』(1964年)に収録された疑似ステレオ・ミックスは、
左=低音、右=高音にイコライジングし、さらに左右どちらかの音を微妙に遅らせ、
またまたさらに深いエコーが加えられています。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

6. I Want To Hold Your Hand
mono、疑似ステレオ、さらに3種類のステレオ・ミックスが存在します。

(mono)
ステレオとのヴァージョン違いはありませんが、Monoの方がパワフルな印象。
これまでCDシングルや『Compact Disc EP. Collection』、
『The Capitol Albums Vol.1』等でCD化され、
今回のリマスター盤では『Mono Box』内の『Mono Masters』に収録。

(疑似ステレオ)
米Capitol盤『Meet The Beatles』(1964年)に収録された疑似ステレオ・ミックスは、
シングル用のMono Mixを左=低音、右=高音にイコライジングし、
さらに左右どちらかの音を微妙に遅らせ、立体感を持たせています。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(Stereo Mix 1)
ここからが非常に厄介で…(苦笑)
1つ目は60年代にオーストラリアで発売されたレアなステレオ・ミックスで、
左=ベース、ドラム、リズム・ギター、中央=リード・ギター、
右=ヴォーカル&手拍子という定位。未CD化。
『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版』のp.55、
1963年10月21日(月)にステレオ・ミックスが作成されたとの記載がありますが、
この時のミックスの可能性あり(真相は不明)。

(Stereo Mix 2)
2つ目は1965年に西ドイツとオランダで発売された編集盤
Beatles' Greatest』に収録されたステレオ・ミックス。
『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版』のp.90に記載されている
6月8日(火)の所にステレオ・ミックスを作成したとの記述があり、
発売された時期からして、この時のステレオ・ミックスと思われます。
一般的に流通しているステレオと音の定位も印象も殆ど変わりありませんが、
11秒目、"Tell you something"の歌詞の後に出てくる低音のフレーズが、
通常のステレオ版よりも大きめに聴こえる…殆どそれだけの違い(苦笑)
通常のステレオ版ではこのミックスよりも引っ込んで聴こえる。
ちなみに『Beatles' Greatest』は1978年に日本盤も出ていますが、
確認してみた所、通常のステレオ・ミックスに差し替えられていました。

(Stereo Mix 3)
一般的に流通している、通常版ステレオ・ミックス。
1966年発売の英編集盤『A Beatles' Collection Of Oldies』が初出で、
以後、『赤盤』『Past Masters Vol.1』『1』等のCDに収録。

7. This Boy
mono、疑似ステレオStereoの3種類のミックスと、別テイクがあります。

(Mono)
CDシングルで初CD化され、その後『The Capitol Albums Vol.1』
Mono Box』内の『Mono Masters』に収録。

(疑似ステレオ)
米Capitol盤『Meet The Beatles』(1964年)に収録された疑似ステレオ・ミックスは、
シングル用のMono Mixを左=低音、右=高音にイコライジングし、
さらに左右どちらかの音を微妙に遅らせ、立体感を持たせています。
アナログ盤では他に『Love Songs』(LP=東芝EMI EAS-50007〜8)にも収録。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(Stereo)
1988年に旧盤『Past Masters Vol.1』で初CD化、
その後EPボックスのCD版『Compact Disc EP. Collection』(1992年)にも収録。
今回のリマスター盤もこのステレオ・ミックスを収録。

(別テイク)
1995年に発表(※日本発売は1996年)された別テイクで、
2つのテイク(Take 12&13)が収録されていますが、
どちらも歌詞を間違えた失敗テイク(メンバーの笑い声等も聴こえる)。
『Free As A Bird』(CD=東芝EMI TOCP-8715)

8. Komm, Gib Mir Deine Hand
「抱きしめたい」のドイツ語版はモノとステレオの2種類があります。
旧盤『Past Masters Vol.1』ではMono Mixが収録されていましたが、
今回のリマスターでは左=演奏、右=歌のステレオ・ミックスが収録され、
Mono Mixの方は『Mono Box』内の『Mono Masters』に収録されています…が、
ステレオ・ミックスに関しては今回のリマスターで微妙な修正が…。

(従来版Stereo Mix)
Stereo Mixは米Capitol盤『Something New』で聴けますが、
冒頭、右チャンネルで「Comin'」(…って聴こえますが、実際は不明)
という声と、何かの雑音をマイクが拾っている音が聴こえる。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(リマスター版Stereo Mix)
従来版Stereo Mixの冒頭で聞こえた声が、今回のリマスター版では消されています。
ただし、3秒付近で聴こえた「フッ!」という声はそのまま残されています。

9. Sie Liebt Dich
「She Loves You」のドイツ語版はモノとステレオの2種類があります。
旧盤『Past Masters Vol.1』ではMono Mixが収録されていましたが、
今回のリマスターでは左=演奏、右=歌のステレオ・ミックスが収録され、初CD化。
Mono Mixの方はMono Box』内の『Mono Masters』に収録されています。

11. I Call Your Name
Monoと、2種類のステレオ・ミックスが存在します。
ここではこのリマスター版に収録のミックスを"通常版Stereo Mix"と記載します。

(Mono)
イントロの12弦ギターの弾き方が通常版Stereo Mixとは全く異なるほか、
カウベルが1秒目から登場する。通常版Stereo Mixは11秒目から。
◎『Compact Disc EP. Collection』(東芝EMI TOCP-7101〜15/1992年)
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)
◎『Mono Box』(EMI Music Japan TOCP-71041〜53/2009年)

(U.S. Stereo Mix)
米Capitol盤『Second Album』(1964年)に収録されたステレオ・ミックスは、
イントロの12弦ギターは通常版Stereo Mixと同一ですが、
カウベルは8秒目、歌詞で言うと"Call Your Name〜っ"の所で入る。
さらに曲全体に深いエコーが加えられています。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

12. Slow Down
Mono Mixはリード・ギターがStereoよりも登場するのが遅く、
Stereoは2秒付近、Monoは11秒付近が出てくる。
エンディングでも若干の違いあり。
Mono Mixは下記のCDで聴けます。
◎『Compact Disc EP. Collection』(東芝EMI TOCP-7101〜15/1992年)
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)
◎『Mono Box』(EMI Music Japan TOCP-71041〜53/2009年)

13. Matchbox
Mono Mixでは間奏のリード・ギターが2本聴こえますが、
Stereoでは中央から聴こえるギターが途中で聴こえなくなる。
ヴォーカルも双方でバランスの違いあり。判りやすいのは1分30秒付近。
Mono Mixは下記のCDで聴けます。
◎『Compact Disc EP. Collection』(東芝EMI TOCP-7101〜15/1992年)
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)
◎『Mono Box』(EMI Music Japan TOCP-71041〜53/2009年)

14. I Feel Fine
2種類のMono Mix、疑似ステレオ、2種類のStereo Mixが存在します。

(U.K. Mono Mix)
英盤のMono Mix。通常のStereoよりもフェイド・アウトが長く、
終わり間際にジョージのリード・ギターが聴こえる。
CDシングルの他、『Compact Disc EP. Collection』『Mono Box』に収録。

(U.S. Mono Mix)
米Capitol盤シングル及びMono盤『Beatles'65』収録のミックスで、
深いリヴァーヴがかけられている。これはアメリカ側が勝手に加工したものではなく、
"アメリカ向けMix"として、意図的にイギリスで作成されたもの。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(疑似ステレオ)
上記"U.S. Mono Mix"を左=低音、右=高音にイコライジングし、
さらに左右どちらかの音を微妙に遅らせたもので、耳障りな印象。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(通常Stereo Mix)
1966年発表の『オールディーズ』に初収録された"通常Stereo Mix"。
旧盤『Past Masters Vol.1』をはじめ、『赤盤』『1』等のCDにも収録。
リマスター版ではヴォーカルがより鮮明に聴こえるように。

(Alternate Stereo Mix)
冒頭に物音や誰かのつぶやき声の入ったStereo Mix。未CD化。
かつては日本盤の『赤盤』等で聴けましたが、CDでは通常版に差し替えられています。
◎『The Beatles 1962-1966』(LP=東芝EMI EAS-77003〜4/1973年)

15. She's a Woman
2種類のMono Mix、疑似ステレオ、2種類のStereo Mixが存在します。

(U.K. Mono Mix)
英盤のMono Mix。CDシングルの他、『Mono Box』に収録。

(U.S. Mono Mix)
米Capitol盤シングル及びMono盤『Beatles'65』収録のミックスで、
深いリヴァーヴがかけられている。これはアメリカ側が勝手に加工したものではなく、
"アメリカ向けMix"として、意図的にイギリスで作成されたもの。
また、最後の"She's a woma〜n!"のシャウトが英盤Monoでは5回歌われるが、
米盤では3回目で早々とフェイド・アウトする。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(疑似ステレオ)
上記"U.S. Mono Mix"を左=低音、右=高音にイコライジングし、
さらに左右どちらかの音を微妙に遅らせたもので、耳障りな印象。
『The Capitol Albums Vol.1』(CD=Capitol X66878/2004年)

(通常Stereo Mix)
旧盤『Past Masters Vol.1』に収録された通常のStereo Mix。
リマスター版もこのMixで収録。

(Alternate Stereo Mix)
通常のStereoとほぼ同じですが、冒頭にポールの"1,2,3,4"というカウントが入る。
◎『Compact Disc EP. Collection』(東芝EMI TOCP-7101〜15/1992年)

17. Yes It Is
Mono Mix、疑似ステレオStereo Mix、別テイクが存在します。

(Mono)
シングル盤及び米Capitol・Mono盤『Beatles VI』に収録されたMono Mix。
CDシングルや『The Capitol Albums Vol.2』『Mono Box』に収録。

(疑似ステレオ)
上記Mono Mixを左=低音、右=高音にイコライジングし、
さらにエコーをかけて疑似ステレオ化したもの。
アナログ盤時代は編集盤『Love Songs』(LP=東芝EMI EAS-50007〜8)にも収録。
◎『The Capitol Albums Vol.2』(CD=東芝EMI TOCP-70031〜34/2004年)

(Stereo Mix)
旧盤『Past Masters Vol.1』に収録された通常のStereo Mix。
リマスター版もこのMixで収録。

(別テイク)
未発表のTake 2(仮歌入り)と、マスター版となったTake 14を組み合わせたもの。
『Anthology 2』(CD=東芝EMI TOCP-8703〜4/2006年)

18. I'm Down
MonoStereo、別テイクの3種類があります。

(Mono)
シングルで発表されたMono Mix。ステレオよりもフェイド・アウトが約2秒長い。
CDシングルの他、『Mono Box』に収録。

(Stereo)
1976年発表の編集盤『Rock'N'Roll Music』が初出のStereo Mix。
ただしその時は左右の音が逆になっていました。
旧盤『Past Masters Vol.1』や、このリマスター版にも収録。

(別テイク)
1996年に発表された別テイク(Take 1)。
『Anthology 2』(CD=東芝EMI TOCP-8703〜4/2006年)

…ということで、単純に違いを書いて並べてみたら、結構ありますね…(笑)
くれぐれも、あまり深く考えないように。
以上、おまけで作成した"簡易版"でした。つづく。

本日のBGM:The Beatles「Don't Let The Sun Catch You Crying」(1969)
ポールのライヴ盤にも入っている、Ray Charlesのカヴァー。
黄色い犬が出してるしーでーとかできけるかも。

テーマ:ビートルズ関連 - ジャンル:音楽

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